秋季県大会決勝 接戦の末惜しくも15-20で敗れる。

投稿日: 2015/10/11 9:43:44

小雨がまだ残る中、慶応高のキックオフで始まった東横ライバル校対決となった県大会決勝。開始最初のシリーズ、法政二先発#18QB柴崎のパスが良く決まりランプレーも織り交ぜ慶応高陣15ヤードまで攻め込むもののフォルススタートの反則がありやむなく#26勝田がFGを狙うが僅かに外れてしまう。好調が続く法政二守備陣は慶応高に1stダウンを許さず慶應高のオフェンスを封じ込める。第2Qに入り法政二のオフェンスはランとパスを織り交ぜ再び慶応高陣4ヤードまで攻め込むが慶応高デフェンス陣の固い守備にあいゴールラインを割ることが出来ない。ゴール前4ヤードから#26勝田が今度は正確に決め3-0と先制する。追加点を狙う法政二のオフェンス陣であったがハーフラインからの2ndダウン20ヤードのパスプレーを慶応高にインターセプトされ法政陣28ヤードで攻撃権を相手に与えてしまう。この機会を慶応高はFGに結び付け3-3の同点に追いつかれ前半を折り返す。

迎えた後半戦、慶応高はランプレー中心のゲームプランに変更したのかラン攻撃で法政陣深くまで攻め込みFGを狙うも不成功に終わる。続く法政二の攻撃は1stダウン更新できずパント。そのパントの距離があまり伸びず法政陣38ヤードで慶応高に攻撃権を渡してしまう。慶応高の攻撃はラン攻撃でゲインを重ね最後は慶応高#2佐藤に9ヤードを押し込まれTDをされてしまう。TAPのキックも決められ3-10と逆転される。第4Qに入ると慶應高ラン攻撃が止まらず慶応高#27白石に23ヤードを走りきられ続けてTDを許してしまう。TAPも決められ3-17と引き離される。法政二攻撃陣はここから反撃に転じて後半思うように通らなかったパスが決まるようになり慶応高陣32ヤード、#18QB柴崎から#88岩田へのミドルパスがヒットしそのままTD。TAPはスナップが少し乱れキックが出来ず失敗し6-17となる。

引き離したい慶応高は続くシリーズでパスとランとで法政陣20ヤードまで攻め込むが法政二守備陣の固い守りに進めず20ヤードからFGトライ。これが決まり9-20と引き離されてしまう。しかし、法政二攻撃陣はすぐさま反撃に転じランとパスをバランス良く使い慶応高のインターフェアの反則にも助けられ慶応高陣6ヤードまで攻め込み最後は#18QB柴崎がオープンを走りこみTD。2ポイントを狙うもゴールラインに届かず15-20となる。試合時間残り54秒で攻撃権を得た法政二は最後まで諦めず果敢にパスで攻め慶應高陣32ヤードまで攻め込むものの最後はパスをインターセプトされ万事休す。試合はこのまま15-20で終了。

負けはしたもの準決勝の横浜栄高校戦とは違いオフェンスが奮起して慶應高と互角に戦っていたと思う。ラン攻撃があまりゲイン出来なかったのが課題であろう。次は全国大会連覇が続く早稲田学院高校との対戦。ベストコンディションで臨みトマホークス得意のラン攻撃の爆発と好守で勝利してもらいたい。

試合会場まで足を運んで頂いたOB、父母会の皆様暖かい声援ありがとうございました。

【得点経過】

2Q 法政 3分59秒 #26勝田FG

慶応 9分02秒 #27白石FG

3Q 慶応 9分21秒 #2佐藤9ydsラン(#41宮川キック成功)

4Q 慶応 1分51秒 #27白石23ydsラン(#41宮川キック成功)

法政 4分17秒 #18柴崎→#88岩田32ydsパス(#26勝田キック失敗)

慶応 6分10秒 #41宮川FG

法政 9分16秒 #18柴崎6ydsラン(#22小林ラン失敗)